こんにちは。東京支社の小林です。

 

2023年がスタートして3か月が過ぎました。

円安ドル高は一時期よりも落ち着いたとはいえまだまだドル高が続いています。

金利についても去年から欧米の中央銀行は利上げを繰り返しています。

世界中でインフレはさらに加速すると予想されています。

低コスト、低インフレ、低金利の「3低」時代はもはや終わったと思っていい。

そう分析をしています。

日本で騒がれているNISAやidecoなどにも含まれている主要国の株価指数に連動する投資信託の成績が振るわない。

今回は、世界の分断が深まる中で、混迷の時代における投資のヒントを探していきます。

 

原油や食料の供給網が変貌しています。

ロシアによるウクライナへの侵攻から1年が経過し世界のエネルギー事情は激変しました。

ロシアの石油や天然ガスに依存してきた欧州が調達先の変更を余儀されるだけでなく、
日本を含む化石燃料を輸入に頼るエネルギー価格の高騰に悩まされ実生活のいたるところで影響も出ています。

 

エネルギーだけでなく食料危機も火種がくすぶり続けている状況です。

農産物の生産に欠かせない肥料の調達難も広がっています。

各国は自国内の供給を優先し輸出を絞り、
それにより更なる価格高騰と需給逼迫リスクが起こるのは間違いないでしょう。

 

エネルギーや食糧の大部分を外国からの輸入に頼っている我々日本人は経済的に
今どのような準備をするべきなのでしょうか。

次回以降、更に考察をしていきます。