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2023年の4月は、妊娠や育児、年金など、
私たちの生活に関わる制度変更がいくつか予定されています。
今回はその中から2つご紹介します!

1、出産一時金が42万円→50万円へ

現在、原則42万円が支給されている
「出産育児一時金」が一律50万円に引き上げられます。

出産費用は年々増加しており、
厚生労働省によると2022年度の出産にかかった
費用は全国平均で、一時金を上回る約48万円だったそうです。

今回の制度変更では、出産に関する費用を
すべて賄えるよう費用の平均と伸び率を考慮して
8万円の増額となりました。

2、老齢年金の5年前繰下げみなし制度の開始

昨年4月に制度改正されたことで
現在、年金の受給開始年齢は65‐75歳の間で選ぶことができます。

しかし、年金は5年以上前のものは遡って
請求できないといういわゆる時効があるため、
71‐75歳で受け取る選択をする場合にその時点から
5年以上前の年金が受け取れなくなってしまうという問題がありました。

それを受けて今年4月からは71歳以降に
申請した場合も「5年前に繰下げたとみなす」
という制度改正がされ、71歳以降に申請しても
漏れなく受給できるようになりました。

65歳以降に厚生年金保険に加入していた期間がある場合など
対象とならないこともありますので、注意が必要です。

新年度は様々な改正が行われます。
私たちの生活に必要な保障が正しく受けられるよう
新年度を迎える前にチェックしてみてはいかがでしょうか。

<ご参考までに>
厚生労働省:医療保険制度改革について P3、出産育児一時金の引上げ額について

日本年金機構:令和5年4月から老齢年金の繰下げ制度の一部改正が施行されます

 

 

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